謝岳洲さんの茶園は台湾・凍頂山一帯にあります。
約9ヘクタールの茶園を有し、年間約54,000kgのお茶を生産しています。
謝さんが主に手がけるのは香りが繊細な四季春茶、翠玉茶などの烏龍茶です。
「香りと味が抜群にいいお茶を作るため、すべての工程に気を配り、ひたむきな姿勢で取り組んでいます」と謝さん。
収量と品質を安定させるためには肥料は欠かせませんが、入れ過ぎると根に障害が出たりすることもあり神経を遣うところです。お茶にうまみをのせるためにも、必要最小限の肥料で味をコントロールと教えてくれました。
お茶作り30年のベテランが神経を遣うのが採茶日です。
「天気がよく、かつ湿度が低い日に6名で茶摘みを行い、16名でスピーディーに製茶をします」
謝岳洲さん自身もお茶は水として一日中ずっと飲んでいるそう。 「お茶はまさしく自然の恵み。一番体にいい飲み物です」