台湾茶について
台湾茶の特徴と産地
台湾茶とは
台湾茶は、1810年に中国福建省・アモイの商人が茶の苗木を伝えたのがきっかけと言われています。その後、中国とは地理的にも気候的にも異なる台湾という島国特有の条件によって独自の進化を遂げました。台湾茶は大きくは中国茶に分類されますが、現在では、1つのジャンルとして確立していると言えます。たとえば、独自ブランドの1つである「凍頂烏龍茶」や台湾特有の製法でつくられている「東方美人」などがとくに有名です。
特徴
台湾茶の大きな特徴は、烏龍茶を代表とする青茶の豊富さです。烏龍茶は緑茶と紅茶の中間に位置する半発酵茶で、爽やかさとコクを兼ね備えた絶妙な味わいが魅力。発酵度の幅が広く、銘柄ごとに風味が異なるバリエーションの豊富さも魅力の一つです。また、丸い玉状の茶葉に熱湯を注ぐと、葉が美しく広がるフルリーフならではの体験も楽しめます。
産地
台湾の島の中央には、南北に走る山脈があり、高山烏龍茶はその山脈のさまざまな場所でつくられています。高山烏龍茶の名前の多くは、その産地の名前からきています。なかでも有名なのが「阿里山」(標高1000m~1600m)、「杉林渓」(標高1400m~1800m)、「梨山」(標高1800m~2600m)の3つの茶区です。標高が高くなるほど、味・香り、そして値段も高くなると言われています。
台湾茶の種類と選び方
台湾三大烏龍茶とは
台湾の烏龍茶は、その品質の高さから世界的にも有名です。現在台湾では、様々な特徴のある烏龍茶が生産されておりますが、その中でも「凍頂烏龍茶」「文山包種茶」「東方美人茶」が「台湾三大烏龍茶」として有名です。
品種豊かな台湾茶
「鉄観音茶」「凍頂四季春茶」「阿里山金萱茶」「凍頂翠玉茶」など、多くの種類があります。これらはすべて台湾茶であり、半発酵茶、つまり「烏龍茶」を代表とする青茶に分類されます。 また烏龍茶以外の台湾茶には、「三峡龍井茶」(不発酵茶)、「日月潭紅茶」「金毫ティンホン(紅茶)」(全発酵茶)、「プーアル茶」「プーアル沱茶」(後発酵茶)、そして花茶の「桂花茶」「龍珠香片(ジャスミン茶)」「茉莉花茶」などがあります。
台湾三大烏龍茶の主な特徴
凍頂烏龍茶
台湾中部・凍頂山一帯で採取される烏龍茶で、近年の台湾茶ブームの中心的存在で台湾茶の中心的存在です。 凍頂烏龍茶は他の烏龍茶より発酵度が低いため、抽出されるお茶の色は薄い金色で、花の香りと優雅な味が特徴です。 台湾では「烏龍茶と言えば凍頂烏龍茶」と言われるほど、台湾高級烏龍茶のなかでも、もっとも人気の高い品種の1つです。深い緑のツヤがある茶葉が上質で、品質が高く、台湾の烏龍茶を世界的に有名にしました。
東方美人茶
発酵度は70%程度で、紅茶に近い重発酵烏龍茶です。新芽の部分をウンカという虫に喰わせ、その部分を含んだ一芯二葉を手摘みし、手もみでつくられます。別名「白毫烏龍茶」や「香檳烏龍茶」とも呼ばれます。 産毛の残る新芽の部分(白毫)が多いもの程高級とされており、東方美人という名はイギリスのビクトリア女王が命名したとも言われています。 品種としては、青心大冇がもっとも適していて、夏の時期のみに生産されている貴重なお茶です。蜂蜜のような香りが絶品です。
文山包種茶
文山包種茶は、緑茶に近い軽発酵で作られたお茶です。台湾北部・文山地区で作られています。 烏龍茶のなかでもとくに発酵度が低い軽発酵烏龍茶で、日本の緑茶に近い味わいです。その特徴である龍の形をつくり出すには熟練した技術を要するため、比較的高値で取引されています。昔は紙に包んで販売されていたことから、包種茶と名付けられました。凍頂烏龍茶同様、青心烏龍という品種でつくられたものがもっとも良質とされています。
台湾茶と安全性
安全管理
台湾で生産されるお茶は、厳格に安全管理がされています。また、台湾から食品を輸出する際には農薬検査が必須項目となっていますので、台湾茶の残留農薬の心配はとても低いものです。
また久順銘茶では、独自に定期的な残留農薬検査も行っています。久順銘茶で販売しているお茶は、すべてどの農園で誰の管理下で生産されたのか、商品履歴(トレーサビリティ)を公開することができます。